スーパー白鳥乗車インプレッション 前編

by:盛アオ

11/3・4に行われたJR北海道のスーパー白鳥試乗会に1万通以上の応募の中から運良く当選
したということで、参加してまいりました。

当選ハガキでは11/4の指定になっていたため、当日未明に青森を発ち、フェリーの船内で
一夜を明かして当日朝に函館入りするという強行日程で参加することになりました(笑)

当日の7:30、アナウンスに促されて乗車手続きを済ませます。記念品と乗車証明書をもらって
改札を通り抜けます。

改札前には12月1日のダイヤ改正当日までその日数を刻み続けるカウントダウン掲示板が
設置されておりました。
東北新幹線沿線や青森地区では新幹線開業までの日数という扱いで同じようなカウントダウン
掲示板がが掲げられておりましたが、こちらはスーパー白鳥のデビューに期待を込めた内容で
あることをうかがい知ることができます。
列車の入線まで、試乗会参加者はコンコースで待機となります。
驚いたのは、789系が入線するホームの発車案内にきちんと列車種別と発車時刻が表示
されていたということです。
青森では、営業列車以外の発車表示は行わないようになっていたので、ビックリしてしまいました。
発車10分前になって789系がホームに姿を現しました。
試乗列車はHE-104・204+205の8連で運転されることになっております。
出入り口ではJR北海道の社員の方が号車と同じ番号の旗を持って誘導していたわけなんですが
それに混ざってJR北海道のキャンペーンガールである「ミスツインクル」の女性が試乗会の
参加者を出迎えてくださいました。

…ここでてっきり「スーパー白鳥にはツインクルレディが乗車するのでは!?」という期待を寄せてしまい
ましたが、後でJR北海道函館支社の支社長さんに「直撃」したところ、「それは無い」とあっさり切り
捨てられてしまいました…残念(笑)

デッキに表示されている車番とメーカーステッカーです。
やはり、川崎重工で製造されていたんですね…なんで逗子から発送されたんでしょうか!?
それでは客室に足を踏み入れてみることにします。
青緑色に青色をランダムに散りばめた腰掛は編成の1・3・5・6・8号車に配されております。
785系のuシートをベースにしたバケットシートなだけに、ホールディングは良好です。
485系やE751系と比較すると背もたれの低さがちょっと気になるところですが、固めのクッションが
長時間の乗車でもあまり疲れを感じさせないと思います。

編成の2・4・7号車は赤をメインに青がランダムに配されております。
こちらの方が温かみはありそうですが、赤がちょっときつめで、目が疲れるかもしれないですね(^_^;)

北海道特急車でおなじみの前面展望もこのとおり(笑)
発車後は、小さな子供から大きな大人まで、入れ替わり立ち代り、この前面展望を味わって
おりました。
8:24に列車は定時で発車します。
しばらくして車内放送が…多分営業運転時は自動放送になると思うのですが、今回は試乗会
特別版として車掌さんと前述のミスツインクルの「共演」による車内放送が楽しめました。
事前情報ではチャイムは4種類あるとのことでしたが、この日は…
  • 鉄道唱歌
  • 客車チャイム
  • 気動車チャイム

…の3種類が789系バージョンのアレンジで流れておりました。

座席に腰掛けると、前の座席の背面にはご当地ではuシートでおなじみのチケットホルダーが
取り付けられておりました。
早速、手元にあった指定券で遊んでみます(笑)

乗車して早々、一緒に試乗会に参加した青森5のメンバーと駅で仕入れたサッポロクラシックで
乾杯します(笑)その横にあるのは…今回の試乗会の記念品(爆)某大手化粧品メーカーのハンド
ソープにスーパー白鳥デビュー記念のラベルが貼られたものでした(笑)


…うーん、オレカとまでは言いませんが、展示会で配られていたポストカードが欲しかったです。

試乗列車は、定期列車のスジの間を縫うようにして走るため、時間調整で徐行や小駅での運転
停車を繰り返しながら走っていきます。
運転停車の際は、突然停電してしまうハプニングもありましたが、これはご愛嬌ということで(^_^;)
試験運転の最中なだけにいたしかたないですね。
ちなみに、室内灯は蛍光灯とハロゲンスポットライトの組み合わせになってます。
蛍光灯メインでちょっとクールな感じですが、ハロゲンライトの適度な温もりがいい印象を与えて
くれます。

さて、江差線走行時のフィーリングですが、加速はVVVF制御だけあって非常に滑らかなのですが、
電動車にいても耳障りなインバーター音がほとんど聞こえてこなかったのは驚いてしまいます。
走行中もモーター音が車内にこもることはなく、まるで付随車に乗っているような錯覚に陥るくらい
素晴らしいものがあります。
制御器のベースも静粛性で定評のあった731系電車と同じものが用いられており、それがボディ
マウント構造によるフルカバーリング処理されていることもあって、ほぼ完璧な静粛性を達成した
のだと思います。

そして、床下の振動もほとんど伝わってきません。床面の防音、防振処理が485系と比較しても
かなりしっかりしているようで、少なくとも車両が発する不快な振動を感じ取ることはありません
でした。

発車直後は締切扱いだったグリーン車のある1号車も放送案内で発車後に開放を開始しました。

それまで指定された自席で落ち着いていた試乗者もワンランク上の空間を味わおうと、続々と詰め
掛けます。
スーパー白鳥の「ウリ」の一つであるこのグリーン席、半室構造ながら2+1配列のゆったりした空間
になっております。青森地区では、上沼垂運転区485系デラックス編成時代の白鳥(青森-大阪)
以来の3列シートグリーン車の登場になります。

室内の照明は蛍光灯+ハロゲンランプの組み合わせになってますが、蛍光灯も電球色のものが
使われています。
 

ベースとなった「スーパー宗谷」用キハ261系の発展形と位置づけられているこの座席、革張りの
座席と天然木材の肘掛はキハ261系そのままですが、比較してみると、背もたれの枕が大型化
されているのがよくわかります。
この枕、上下にスライドするほか枕の両側部分が内側に可動するようになっており、頭の位置に
あわせて的確にホールディングしてくれる効果があるんです。

肝心の座り心地ですが、JR九州の885系と比較して割りと硬めでザラつきのある感触でした。
揺れる車内で体をしっかり包み込んでくれるということでこちらを好む方も多いようです。
背もたれは普通車が若干低めのに比べ、こちらは大柄な自分でももてあますくらい巨大なものに
なっておりました。

駅で観察した際に確認しておりましたが、窓下にはしっかりコンセントが設置されておりました。
このコンセントは1号車のみの設置だそうですが、仕様上問題ないのであれば全車両に設置して
もらいたい設備だったりします。
ほぼ各駅に停まってきた789系ですが、江差線と海峡線の分岐点である木古内では、長時間の
停車となるため、実際にドアを開けて小休止となります。
ちなみに、ドアの開閉時は731系と同じ警告チャイムがなる仕組みになっております。
ポリカーボネートコーティングの三重窓が精悍な印象の側面部です…
 
2号車海側にある車掌室にお邪魔しました。
今風の車掌室らしく、各種無線機器やモニター画面が整然と配置されており、乗務しやすそうな
レイアウトに仕上がっておりました。
江差線では過密ダイヤのためにノロノロ運転を強いられて、789系の本領を発揮できない走り
だったわけですが「これより海峡線に入り、最高速度の時速140キロで走行いたします…」という
アナウンスが流れ、まずは一安心です(笑)
青函トンネル内で140キロ走行を行うためか、手前の知内駅でまたもや運転停車です。

そしていよいよ140キロ走行へ向けて走り出すわけなんですが…出だしのスタートダッシュがの
江差線区間に比べてまるで別モノのように鋭くなっておりました。
あとで雑誌を見てわかったんですがATS区間とATC区間で加速度が違っているようで、ATS区間で
1.8km/h/sなのに対し、ATC区間では、なんと2.5km/h/sに設定されているとのことです。
まるで通勤電車並みの加速度なんですがトップスピードが違う分、迫力は全然違うものが
あります。停止状態からマキシマムの140キロまで、わずか1分ちょっとで到達してしまうわけ
ですから恐ろしい…

青函トンネル突入時の前面展望映像 (日食青森さん撮影)
wmv方式 18秒 612kb

後編に続く
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